カテゴリ:じゅんこ先生の星空リビング( 42 )

 

【2016年4月2日(土曜日) 「放送日お引越し。初回は石垣から」

宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです。

今週から土曜日にコーナーが移りましたので、木曜日と土曜日と2回放送させていただきます。
改めまして、土曜日にお聴きくださっているみなさんにご挨拶。
宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこと申します。
移動式のプラネタリウムで星の話をしたり、天体望遠鏡やプラネタリウムを作るワークショップをやったり、
大人向けに星座とワインの会や月と暦と日本酒の会をやったりしています。
つまり、星を見上げたり宇宙を知る楽しさに気づいてもらうためのイベントをやっています。
なので、他にも「星ヨガ」「宙と本」なんていうこともやっています。
今日は、北鎌倉のたからの庭で開催している「星座とワインの会」を石垣島でも開催!
そのあとは、東京からのツアーのお客様と一緒に星空と星の文化を巡る旅に出ます。
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今までは、木曜日の夕方に天文トピックスや星座のお話、星の探し方などをお話していました。
土曜日に移ってからも、みなさんが週末に「星空リビング」していただけるようなお話をさせていただこうと思っています。
このコーナータイトルでもある、星空リビングとは?
これは、東日本大震災のあとの計画停電がきっかけでした。
停電になると、家にいても寒いし暗いし・・・。で夜の散歩に出かけたのです。
すると、夜空には星がたくさん見えていました。
わかっていたことですが、やはり、街の明かりや家の明かりがないと夜空は暗いんだなと。そこで自分の周りだけでも暗くして、星空を身近で楽しめたらと思いました。
家の明かり、エアコン、テレビなどを消して、ベランダやお庭でごはんを食べたりお酒をんだり、仲間や家族と楽しい時間を過ごしたら?空には星や月が輝いていて。
そんな時間を星空リビングと呼ぶことにしたのです。
星空リビングをするときに知っていると更に楽しめるお話をするのがこのコーナーなのです。

では、今日は初歩の初歩ということで星を使って方角を知るというところからいきましょう。
今の時期、日没から日の出までの間、夜空をぐるっと見渡すと大きなひしゃく、北斗七星を見つけることができます。
そうしたら、ひしゃくの水を汲む部分の端2つの星を結んで、その距離を水が出る方に5倍します。そうすると、一つ星が見つかります。それが北極星ですね。習いましたね〜みなさん。
そして、その北極星の下が北です。北を背にすると正面は南、南を向いて左手は?東で右は西、となるわけです。つまり、北極星を探すと方角がわかるということ。星を探すのに大切なことは方角と時間ですから、方角を知ることはとても大切なことなのです。

川柳:方角と時間を決めて星を見よう

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by sb-twilighttime | 2016-04-12 23:41 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年3月31日(木曜日)「みなみじゅうじ座」】

宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです。

今日は、石垣島からの放送です。
というのも、今週末(4月2日)は「星座とワインの会」を石垣島で開催するのです。
いつもの星座ワインはふたご座とかに座。
これに、なんと南十字星のワインも登場します!!
なんといっても、今の時期は石垣島でみなみじゅうじ座をみることができるのです。
素敵でしょう〜

みなみじゅうじ座は、全天で一番小さい星座です。4つの星で小さい十字架を作ります。
アクルックスとベクルックスは1等星。ガクルックスは2等星。ここで気づくのはすべてにクルックスが付いている・・・。
これは、みなみじゅうじ座の学名「クルックス」にアルファやベータがガンマをつけたものです。
一番明るい1等星のアクルックスは一番下にある星で0.8等です。その次に明るいのが向かって左のベクルックス。こちらは1.2等くらいです。そして、ガクルックスは一番上の星(1.6等)です。
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実は、みなみじゅうじ座は北斗七星のような役割をします。
北斗七星といえば、北極星を探す目印の星の並びですよね。
ひしゃくの水を汲む部分の端っこの星2つを結んで水が出る方向に5倍すると、ぶつかる星が「北極星」。
では、北極星の見えない南にいってしまったら?どうやってサバイバルしたらいいのでしょうか???

そんな時に、みなみじゅうじを使うのです。
十字架の縦の線をそのまま下に4.5倍するのです。この「.5」という細かさがミソなんですが、そこには北極星のような星があるわけではありません。だから、だいたいこのあたり・・・と検討を付けるしかないんです。
そこが、天の南極なのです。
みなみの星たちは、そこを中心で回っているように見えるのです。

アクルックスは、全天で一番南にいちする1等星なので、石垣島では全天21個の1等星がすべて見えるということになりますね。

これから、石垣島でも定期的に宙の学校を開催してまいりますので、どうぞお楽しみに
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by sb-twilighttime | 2016-03-31 22:00 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年3月24日(木曜日)「身動き取れないさそり」】

宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです。

昨日は、きれいな満月でしたね!
半影月食見られました?
私は、確認しましたよ〜。心の目で見たのか、うっすら暗く見えたような見えないような・・・。

その月、今日はおとめ座にいますが、日を追うごとに欠けながら、てんびん座、さそり座へと移動していきます。今、さそり座の近くには火星と土星がいます。
28日(月)の深夜日付けとしては29日ですが、火星の近くに、そしてその翌日は土星の近くに月が見えます。
火星とアンタレスも近く見えています。
アンチアーレス、火星に対抗するものという意味の1等星は、まさに、火星と赤さを競っています。

サソリといえば、乱暴者のオリオンを倒して、星座になったというお話がありますよね。
その他にもアポロンの息子パエトンが黄道を巡る馬車をうまく操縦できずに暴れた馬に、チクリと一刺ししてしまったり。とにかく、毒針でチクリとされては大変なので、星座として天にあっても見張りが必要なんですね。良く知られているのは、いて座。賢者ケイローンの姿と言われる半人半馬のケンタウルス族の男性が弓矢をサソリに向けていて、暴れないように見張っているというもの。
でも、よくよく見てみると、もっとたくさんの人に見張られて押さえつけられていることがわかるのです。
いて座の反対方向からは、日本ではなかなか全体がみられない「ケンタウルス座」が槍を向けています。
同じ方向から、オオカミ座が足をくわえているし・・・。
そして、サソリの上からは、へびつかい座のアスクレピオスがむぎゅっと踏みつけられ、もっと言えば、おとめ座さんには、天秤を蹴りつけられているようにも見えます。
もう、これでは、身動き取れません!というくらいです。
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ちょっと、かわいそうな気もするサソリですが、大きなSの字カーブは夏のしるしです。日本をはじめとして多くの国や地域で、さそりとしてだけではなく、この形に様々な物語を重ねてきました。
そんなお話は、また夏にしましょうね。

今後の企画として・・・
川柳?しりとり?いろはかるた?
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by sb-twilighttime | 2016-03-24 21:44 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年3月10日(木曜日)「3.11からの星空リビング」】

宙の学校校長 プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです。

先週あんなに、いろいろお話したのに。
雨でしたね・・・。
北海道くらいしか見られなかったようです。
その代わりと言っては何ですが、ひまわりからの映像が面白かったですよ。
地球の上に月の影が移動していく様子が。
私は、11時くらいに南の空を見上げて、「ああ、この雲の向こうに太陽と月が・・・」なんて想像したりして。

明日は、3月11日。
あの日、あのときに自分が何をしていたのか?そして、そのあとの生活にどのような変化や影響があったのか?振り返ってみる時間だと思います。
私は、あの日、三鷹にある国立天文台にいました。1階の部屋で会合があったので、みんなすぐに外に出ました。なんか建物の中が危険に思えたのでしょうね。
出てみると、アスファルトの地面がグニャグニャ波打ってました。本当に驚きでした。地震というエネルギーはこれほど大きな力なのかと。
そして、計画停電。
グループに分けられて、日時によって停電がありました。夜の停電は寒くて体を動かした方が暖かいだろうと、散歩に行きました。信号も消えていて、おまわりさんが手信号をしていました。
海の方に行くと同じようにお散歩している方もいましたね。
その時の星空がきれいで。不謹慎にも、このままでもいいかもと思いました。
でも、そこからです。「星空リビング」ということを考えたのは。
綺麗な星空をみたくて、それにはどうしたらいいのか?自分たちになにができるのか?
そうしたら、家庭の電気、エアコン、テレビなどの電化製品を切って、ベランダやお庭で食べたり飲んだりしながら星を見上げるといいのではないか?その方が楽しいのではないか?という思いでした。

またいつ地球の大きなエネルギーが、出てくるかわかりません。でもこれは人間の力ではどうにもできませんよね。起きたときのために備えるしかないのです。
そして、その地球も私たちも同じ宇宙で生まれた星のかけらなのです。


■今週のかるた「わ」・・・私たちは、みんな星のかけらでてきている。
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by sb-twilighttime | 2016-03-10 22:10 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年3月3日(木曜日)「部分日食」】

宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです!

今日は、楽しいひなまつり。
でも、本来はまだ1か月ほど先の節句行事です。今売られている桃の花はハウス栽培。自然の中で作問の花は4月の上旬くらいだそうです。桃の産地では、桃の節句は4月に行うところがあります。
たとえば、山梨。
桃畑の桃の花が咲くころは見事でしょうね!一度見てみたいものです。

さて、3月9日(水)は、部分日食が観察でますよ!

インドネシアの一部では皆既日食ですがが、日本では部分日食になります。
東京あたりでは、10時12分から欠け始めて、11時8分に食の最大を迎え、12時5分に終わります。
かけ方は、南東に行けば行くほど大きく欠けます
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あたりが暗くなるほどの食ではないので、普通に過ごしていると、気づかないでしょうね。
でも、気を付けないといけないことは、直接太陽を見てはいけないということ!
これは、絶対にだめ!
見るときは、「日食グラス」を使ってください。
黒い下敷きも、ガラスにススを付けてもダメ!
これだけは、守ってくださいね。

日食がどうして起こるのか?
これは、太陽と地球の間に月が入ってきて太陽を隠してしまうからです。
でもこれって、かなりすごいことなのです。
太陽の大きさは地球の108倍。月の大きさは地球の1/4。でも地球からの距離によって、地球からの見かけの大きさがほぼ同じ大きさなのです。
たとえば、逗子の駅前の交差点に直径158センチの大玉があったとします。これが太陽。そこから市役所に向かってずっといって、その角のとこに、直径1.5センチの地球があって、そこから43センチ離れたところで4mmの大きさの月が地球の周りをまわっている。
すると、ある時、地球から見て月と太陽が重なって見える。これが日食です。
更にその太陽は天の川銀河の端の方にいて大きな渦の腕にしがみついている感じ。宇宙はああおおきいなあ・・・

■今週のかるた「ろ」・・・ロールケーキを食べながら、宇宙に想いを馳せる。


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by sb-twilighttime | 2016-03-04 09:21 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年2月25日(木曜日)「ぎょしゃ座のふしぎ」】

宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです!

3月1日の早朝には、火星と月の接近が見られます。
夜更かしの人は、1時くらいから東南の空に、そして、早起きの人は朝5時には、南の空に昇っているはず。どのタイミングに見るかは、あなた次第。

冬の星座の中でも明るい星、カペラを持っているぎょしゃ座。冬の天の川の中にあるとおいうお話はしましたが、このぎょしゃ座の5角形の中を双眼鏡で覗いてみると、たくさんの星が見られます。
そのぎょしゃの姿は、おじさんが小さいヤギを抱っこしている姿です。その姿のどこがぎょしゃなのでしょうか。
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ギリシャ神話では、鍛冶の神様、ヘパイトスの息子のエリウトニウスであるといわれています。彼は、アテナイの王で、父親と同じく足が不自由でした。そんな彼が戦争に行くために作ったのが馬車でこれを使って多くの戦果を得たというお話があります。つまり、初めて馬車を発明して乗ったのです。
なので、ぎょしゃ。
これを、ぎょしゃと馬車(車)に見るにはどうすればいいのか?この五角形のカペラ以外の4つを結んでそれが車。カペラはぎょしゃです。更に細かく言うとカペラの近くに小さな三角形がありますがそこを手綱と見立てているようです。
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では、ヤギを抱いたおじさんは???
それは、昔々にさかのぼります。
この星座の歴史は非常に古く、ギリシャ神話ができるずっと前、古代メソポタミアの遺跡にも、その姿が描かれているのです。そして、トレミーの48星座にもある由緒ある?星座です。トレミーとは2世紀の天文学者プトレマイオスの英語読み。
更に元になるものがあったおいう話ですが、現在使われている88星座の元になった星座たちです。
人類の長い歴史の中で、変わりつつ変わらないという不思議な変化をしてきて現在に至っています。
元々、星座は放牧していた羊飼いたちが夜、満天の星空を見上げて夜空に空想の絵を描いたことが始まりと言われています。ヤギ、あるいは羊を抱いたおじさんは、自分たちの姿をそこにみつけていたのでしょうね。
こうやって、時代時代で変わるところと、変わらないところがあって、現在の私たちには「なんで???」となってしまうものもあるのですが、歴史を調べてみると、なるほどとなっとくできたりするのです。


■今週のかるた「れ」・・・歴史とともに変化する星座たち。
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by sb-twilighttime | 2016-02-26 10:43 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年2月18日(木曜日)「木星と衛星たち」】

こんばんは!
宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです!

明日は「雨水」、雪ではなく雨になるということで、空もあたたかくなってくる時期です。

今夜、ふたご座の足元にいるお月様は、20日(土)にはかに座に、そして、23日の満月にはしし座の足元木星に近づきます。
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木星は、英語名で「ジュピター」というのはご存知の方も多いと思います。ジュピターはローマ神話のユピテルの英語読みです。ではユピテルは???
ローマはギリシャの影響を受け、ローマの神々をギリシャ神話の神々にあてたそうです。たとえば、ビーナスはアフロディテ、その息子キューピッドはエロス、ネプチューンはポセイドンなどです。そして、ユピテル、ジュピターは、ゼウスです。そう、あの、ゼウスです。
木星の4つの大きな衛星、ガリレオ衛星というのがありますよね?これらの衛星には名前があります。
木星に近い方からイオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト。
この名前を聞いて、ピンと来る人は、かなりギリシャ神話通ですよ。
朱穂さん、聞いたことある名前ありますか?
エウロパはどうでしょうか?なんとなく耳に残っていませんか?
おうし座の神話を思い出してください。美しいエウロパに惹かれて、美しい白い牡牛に変身したゼウスはその姿で、エウロパを油断させて誘拐することに成功。クレタ島から見える土地の名前に彼女の名前を付けるという約束をした、そうあの彼女ですよ!ヨーロッパの語源となったエウロパです。
そして、ガニメデは?わし座の神話に出てきます。天上界でお酌をするものを探していたゼウスは、美しい青年ガニメデを見初めます。羊飼いをしていたガニメデを、大きな鷲に変身したゼウスが連れ去ったのでした。カリストは、おおぐま座の神話。月の女神アルテミスに使えていたニンフのカリストはゼウスの子を妊娠し生んだことをアルテミスに知られ、熊の姿に変えられてしまいます。
イオは、ゼウスの妻ヘラに使える身でありながら、ゼウスとの浮気現場をヘラに抑えられそうになります。すると、ゼウスが彼女を牛に変えて浮気なんかしてません!と奥さんに言い放ちます。すでにお見通しのヘラはその牛を引き取って、100の目を持つ巨人に見張らせます。
ということで、木星のガリレオ衛星はみんな、ゼウスに関わった人物の名前なのです。
木星が見やすくなるここからの時期に、天体望遠鏡を持っていたら、ぜひ、衛星たちも見てみてください。
日々、刻々と位置を変える星たちもなかなか面白いものです。

■今週のかるた「る」・・・ルール無用のゼウスの周りには、こんな人もあんな人も。
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by sb-twilighttime | 2016-02-18 22:11 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年2月11日(祝・木)「旧暦のお正月を楽しむ」】

宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです!

今回は、北鎌倉にあるたからの庭からお話ししました!

この日は、月と暦と日本酒の会のスペシャルバージョン、「旧暦お正月を祝う」会す。
今年は2月8日(月)が旧暦のお正月。ニュースでも中国から観光客がわんさかいらっしゃっている様子をご覧になりましたよね?
日本ではあっさり、旧暦を捨てて新暦だけにしてしまいましたが、アジアの他の国々やロシアなどでは、昔からの行事には旧暦を使っているそうです。
日本もそうしていれば、「新春」とは言うものの寒さ真っ盛りのお正月も、桃の節句に桃がないことも、七夕が梅雨のまっただ中なのも、解消するのに・・・と思います。
それでも、太陽歴しか使わない日本で少しでも旧暦を知って、生活に取り入れて楽しもう!というのがこの会なのです。
美味しいお食事とお酒。写真だけでお楽しみください!!!
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今日(2月11日)の月は月齢2.5です。この番組の時間、ちょうど見頃ではないでしょうか?
西寄りの空を見てみてください。細い月が見えると思います。地球照も見えるでしょうね。20:20分には沈んでしまいますのでお早めに。

今日は月あかりの影響がないので、星もたくさん見えますね。
せっかくなので、こういう日はもやっとしているものを探してみましょう。
まずは、みなさんもお得意のオリオン座。ベルトの三ツ星の下に縦に並ぶ小さな三ツ星。その真ん中の星を見てください。なんだかもやっとしていませんか?
もしも、自宅にどう眼鏡や望遠鏡があったらぜひのぞいてみてください。そのモヤが「オリオン大星雲」です。
メシエ天体M42という天体で、すぐ近くのM43と合わせるとまるでガッチャマン!
あるいは空を飛ぶ鳥の姿ともいわれています。
オリオン大星雲の中心にはトトラペジウムという星の赤ちゃんの集まりがあります。
ぜひ、見つけてください。
もう一つのもやっと、すばる。もう見つけられますか?オリオンの三ツ星を右に上がっていったところを探してみてください。目のいい人は星の集まりというのがわかります。こちらも、星の赤ちゃん。
そしてもやっとの代表といえば、天の川。
シリウスからオリオンの肩をかすめてぎょしゃ座の足元を過ぎて、カシオペア座の方まで。
冬のダイアモンドの真ん中を通っています。
光のあまりない場所へ行ってみると、きっと見られますよ!

■今週のかるた「り」・・・リゲルからぐるっと回って、冬のダイヤモンド。
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by sb-twilighttime | 2016-02-12 13:28 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年2月4日(木曜日) 「立春になりました」】

宙の学校校長 プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです。

立春ですね。
寒さもそろそろピークでしょうか。ここからだんだんと春が近づくということです。私たちは寒い!と言っていますが、外に出てみると、梅や河津桜が咲いていたり、と兆しは見えています。

さて、空はどうでしょうか???
まだまだ、月火水木金土日が見られる日は続いていますよ。
今朝は、土星と月が近かったのですが。私は寝坊しました・・・。
土星は、さそり座のアンタレスのそばにいます。でも、アンタレスのライバルというと火星ですね。
アンタレスの語源は、「アンチ アーレス」火星に対抗するものという意味です。どちらも赤い星。
赤さを競っているのです。惑星と恒星なので赤く見える理由は違いますけどね。
アンタレスは赤色超巨星、お年寄りの星。火星は表面にある酸化鉄が多いので赤く見えるということなのです。
火星はアンタレスより西にいます。今、徐々に火星に近づいているんですよ。
赤さを競いあう火星とアンタレス。これからどんどん見頃になりますね。

6日(土)の朝は金星と月が近いです。
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そしてその月は本当に細くて・・・。晴れていたらきっと綺麗だと思いますよ!これを楽しめるのも6日までかな?8日が新月なので7日はほとんど見えないかもしれません。
頑張って早起きしましょう!

夜9時くらい南の空はまだまだ冬を代表する星座でキラキラしています。
でも、東の空を見ると明るい星見えてきています。それは木星。
木星は今、しし座の後ろ脚のあたりにいます。そうです、そのあたりから春の星座たちになってくるのです。
2月8日(月)は、今年の旧暦お正月。ようやくお正月?そうなんですよ。
新春ですからね。春を感じるこの時期が本来のお正月なのです。
気分も新たにしてみませんか?
ということは、7日(日)は大晦日。年越しそばでも食べますか?大掃除を慌ててやりますか?
そんなお正月を迎えて11日の祝日に、たからの庭で旧暦のお正月を祝い会を開催します!ご興味のある方はぜひ!11時からの会と17時からの会がございます。

■今週のかるた「ら」・・・ライバルです。赤さを競う火星とアンタレス。
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by sb-twilighttime | 2016-02-05 09:14 | じゅんこ先生の星空リビング  

【2016年1月28日(木曜日)「カノープスを見つけよう!」】

宙の学校校長、プラネタリウム・プランナーのかわいじゅんこです。

今週は、早起きできてるんですよ!(笑)
なので、朝の月火水木金土日を見ています。
撮影をしたいと思うけど、なかなかむずかしいです。
月は日々動きますが、まだまだ、楽しめますから晴れていたらぜひお出かけ前に空を見上げてみてください。

さて、夜空はどうなっているかというと、夜の9時あたりはまたまだ冬の星座たちがばっちりです。
南には「冬の大三角」がどどーーんと控えています。
そして、その下の方にはりゅうこつ座の1等星カノープスがちらりと姿を見せている、はず。
以前にもお話をしていますが、このカノープスはこの辺りで見るとかなり高度が低く、大変見つけにくいのです。
そして、実際は白い星なのに、高度が低いと夕焼けと同じ理由で赤くみえるのです。
低いところで赤く見えるこの星を、南極老人星とも呼ばれ、昔からこの星を見ると長生きができると言われているのです。カノープスは全天で一番明るい1等星シリウスの次に明るい星です。(-0.72)
見える高さとしては、東京あたりだと2度!でも石垣島あたりまで行くと12、3度ですからもっと見やすいですね。
りゅうこつというのはなにか???
これは、船底を船首から船尾にかけて通すように配置された構造材のことを指す、のだそうです。
そんなものが星座に???と思われるでしょう。
実は、これは「アルゴ座」という大きな船の星座だったのですが、1756年、フランスの天文学者のラカーユがアルゴ座の一部を「らしんばん座」として切り離し、更に1922年の第1回国際天文学連合で、「とも座」「ほ座」「りゅうこつ座」に分けられたので、元のアルゴ座は4つに分けられたことになります。そしてこのアルゴ船は、おひつじ座のお話の続きのお話。黄金の羊の毛皮をめぐってのそれはそれは壮大な物語なのです。1965年に「アルゴ探検隊の大冒険」という映画にもなっているので、気になる方はぜひ。私まだ見てませんが。

そして、まだまだ楽しめる「月火水木金土日」ですが、明日の朝は木星の日の東側に月がいます。
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あとは、火星、土星、金星、水星の順番は変わらず。水星は低いところだし、輝きもそれほどではないので空が少し明るくなってきただけでも探しにくくなります。かといって、早く起きすぎると低すぎて見えなかったりして・・・ちょうどいい加減が難しいです。
2月13日(土)に開催する、「天体望遠鏡作りと冬のあったか星の観察会」は、お申込み受付中です!16時からは望遠鏡作り、18時からはお食事をしながらたき火を囲みながら、星の観察会です!!!

■今週のかるた「よ」・・・夜空と共に、星空リビング。
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by sb-twilighttime | 2016-01-28 22:10 | じゅんこ先生の星空リビング